RPAコラムー第19回 中小企業が注目すべきRPA

大企業の多くがRPAを導入し、大幅な自動化を打ち出している中で、いわゆる中小企業もまた、少しずつRPA化を進めています。
RPAは中小企業にとって身近なツールとなりえるのでしょうか。
本コラムでは、中小企業にとってのRPA導入について紹介していきます。

なぜ今までRPAが導入されないのか

中小企業の多くは、業務の効率化、働き方改革を検討しながらも、RPA導入までは踏み切れませんでした。
実際、RPA導入に際して、どのようなハードルがあるのでしょうか。

    • ツール費用の高さ RPAツールの多くは、年間50~100万円という大きな費用がかかるツールです。 大企業においては、大型システムの投入も検討している中でこの費用を出すことは難しくない話です。 しかし、中小企業においては、初期投資として多額の費用を掛けるリスクがあります。 そのため、導入まで踏み切ることなく、現状の運用で対応してしまう企業が大変でした。
    • 運用体制の不足 実際に導入し、失敗した企業の多くは、各部署から担当者にRPAを兼務させて運用する、という体制を取っていました。 大企業の中では、当然IT部門や相応の部門体制を作るだけの人材にあふれています。 しかし、中小企業では、新たなツールの運用を担当するだけの人材を用意できません。 RPAに対する知識も少ないまま実運用まで要求され、効果を出せずに失敗してしまう企業が後を絶ちません。 今なお、現場の業務担当者がRPA運用を兼務し、その場限りの業務をなんとかRPA化している、という企業は少なくありません。 このように運用体制を十分に確立できないという問題も導入が進まない要因の一つです。
    • 導入効果を引き出せない RPAがどこまで自動化でき、どのような運用を行うことができるのか、十分に理解している担当者はいません。 また、RPAに対する知識がある方が、必ずしも現場業務に精通しているとも限りません。 このような情報共有の不足の中でRPAを運用したところで、目に見えている範囲の業務を自動化するだけで、 本当に効果の出る業務を自動化させられないだけでなく、業務に気づかないまま終わってしまうこともあります。

RPAを普及させる要因は?

    • ベンダーや代理店の導入支援 RPAの導入にあたり、一番重要なことは協力者を仰ぐことです。 現在は、RPAの導入の際に、ロボット作成のサポートや外注、作成前の業務の棚卸までを 支援してくれる企業が多く存在しています。 RPAは業務の棚卸、ロボット作成、運用全てのフェーズに大きなハードルがあり、前述の様に自力での解決には大きな課題があります。 自社の状況にあったツール選びだけでなく、サポート体制の選定が重要になります。
    • 費用以外のコストパフォーマンスも確認 RPA導入の際に失敗する企業の多くは、RPAの費用ばかりに目が行ってしまい、できる限り安いツールでなんとかしようとします。 実際、ただ安価なツールはロボット作成が難解であったり、柔軟性やサポートに乏しかったりと、相応のスペックであることが常です。 サポート体制や研修の時間、ロボットの作成や運用の時間やそれぞれに係る費用までを加味し、 本当にコストパフォーマンスの良い選択を選ぶためには、十分な調査が欠かせないでしょう。

まとめ

中小企業の自力でのRPA導入には、どうしても困難が付きまといます。 RPA導入には、二人三脚で導入を支援してくれるベンダーや研修体制など、十分なサポートが欠かせません。 導入のリスクを十分考慮したうえで、それらを解決できる選択をすることが重要です。

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