RPAコラムー第35回【2021/12/23付け】Power Automate for desktopアップデート情報

2021年、日本システム開発株式会社のRPAコラムではPower Automate for desktopに関連することを多く扱ってきましたが、これまでバージョンアップに関する情報は扱ってきませんでした。
ですが、実はPower Automate for desktopは月1回程度の頻度で最新バージョンがリリースされています。

2021年10月のアップデート(ver.2.14)では一部のアクションが配置場所や名称が変更になるなど、大きな変化がありました。
2021年12月のアップデート(ver.2.15)でも、様々な変化がありましたので今回ご紹介いたします。

※本コラムは2021/12/23時点でのPower Automate for desktop ver.2.15をもとにしています。

アップデート項目

1.フローの一覧画面(コンソール画面)からフローのコピーが可能になりました

作成済みのフローを活用して別のフローを作成する場合、ver2.14まではフローの編集画面のファイルメニューより、「名前を付けて保存」を使用していたかと思います。
ver.2.15からはフローの一覧画面(コンソール画面)にて、活用したいフローを選択し、「コピーを作成する」を使用することで、より簡単にフローのコピーが作成可能になりました。

2.レコーダー機能が1つに統一されました

Power Automate for desktopには「Webレコーダー」「UIレコーダー」の2種類が存在しています。
ver2.14まではそれぞれ独立した機能となっていたため、2種類のレコーダーを同時に使用することはできませんでした。
そのため、「ブラウザ操作を記録する場合はWebレコーダー」「Windowsアプリケーションなどの操作を記録する場合はUIレコーダー」と使い分ける必要がありました。

ver.2.15へのアップデートにより、レコーダーをクリックすることで同時に記録できるようになりました。
実際にExcel操作とブラウザ操作を記録した場合、以下のようになります。
Excel操作、ブラウザ操作と分かれて記録されているのではなく、繋げた1つの業務として記録されていることが確認できます。

3.「キーの送信」を行う際、ウインドウを指定できるようになりました

ver2.14までは送信するキーのみ設定できるようになっており、ウインドウやUI要素などを指定することができませんでした。
そのため、キーを送信したいウインドウを必ず前面化するなど実施しない場合、想定外の動作をすることがありました。

ver.2.15へのアップデートにより、ウインドウやUI要素などの設定項目が追加されました。
送信先は「フォアグラウンドウインドウ」「UI要素」「ウインドウのインスタンス/ハンドル」「タイトルやクラス、またはその両方」の4種類から選択できます。

実際にUI要素を設定する場合、以下のようになります。

今回はNSKのRPAコラムにて作成手順を公開している交通費精算ロボットで使用した駅探を例にします。 
このように駅名を入力するためのテキストボックスに関するUI要素を設定することができました。

まとめ

今回は数あるアップデート項目の中から、皆様がよく使用するであろう3項目をご紹介しました。
特にレコーダー機能の統一は、Power Automate for desktopでフローを作成する際により便利になったのではないでしょうか。

今後もPower Automate for desktopのアップデートがあった際にはご紹介いたしますので是非ご覧ください。

NSKのPower Automate for desktopに対するサポート

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