データの力で、DXを加速。

データ活用

疎結合なデータやサービスを活用し、業務プロセスの最適化やデータの可視化を実現します。

自社内のデータを別のシステムで活用したい、外部のデータや端末のデータを活用したい等でお困りの場合は、お気軽にお問い合わせください。

主な事例

整備スタッフと自動車の所有者で

リアルタイムに整備情報を共有

DX事例013

課題

自動車の整備・点検に関する予約や作業情報は、社内の基幹システム上で管理されていましたが、ユーザーや整備スタッフ向けのWEBアプリ側ではその情報を直接活用できず、予約内容の閲覧や変更がシステム間で連携されていないという課題がありました。

さらに、セキュリティ要件上、「WEBアプリから基幹システムのデータベースを直接参照してはならない」という制約も存在しており、適切な連携方法の選定が求められていました。

解決策

WEBアプリと基幹システム間の安全なデータ連携を実現するために、SOAP通信を用いたAPIを設計・実装しました。

これにより、データベースを直接参照せずとも、必要な予約情報・整備記録をリアルタイムで取得・更新可能な仕組みを構築しました。

システムごとの役割分担を明確に保ちつつ、ユーザーや整備スタッフが必要な情報をスムーズに扱えるようになり、業務の効率化とサービス品質の向上に寄与しました。

主な対応内容

  • SOAPベースのAPI設計
    セキュリティ制約を考慮し、データベースを直接参照せずに連携する設計
  • 予約・整備情報の双方向連携
    WEBアプリから予約の閲覧・変更が可能、整備状況のリアルタイム反映
  • 既存システムを活かした柔軟な統合
    基幹システム側は既存の運用を変更せず、連携部分のみを新規開発
  • 利用者視点のUI改善
    整備スタッフ・車両オーナーが迷わず情報確認・操作できるインターフェースを実装

導入効果

情報のリアルタイム共有が可能になったことで、整備スタッフ同士の業務効率が向上し、ユーザーからの信頼感もアップしました。

基幹システムとWEBアプリの役割分担を保ったまま、安全かつ柔軟な連携を実現できました。

※商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

記載されているシステム名、製品名等には、必ずしも商標表示((R)、TM)を付記していません。

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