データの力で、DXを加速。

データ活用

疎結合なデータやサービスを活用し、業務プロセスの最適化やデータの可視化を実現します。

自社内のデータを別のシステムで活用したい、外部のデータや端末のデータを活用したい等でお困りの場合は、お気軽にお問い合わせください。

主な事例

冷凍コンテナの状態を

PCでリアルタイムに表示・管理

DX事例006

課題

船舶輸送に使用される冷凍コンテナでは、温度や湿度といった内部環境の安定管理が不可欠です。

センサー値の手動記録や現地確認が必要で、リアルタイムでの監視が難しく、また入国時に提出する申請資料の作成にも時間と労力がかかっていました。

解決策

冷凍コンテナに常設されているコントロールユニットと連携し、コンテナ内の状態をリアルタイムで監視できるシステムを構築しました。

コントロールユニットはシリアルポートを介したシリアル通信で、コンテナ内の各種センサー(温度、湿度など)の情報を取得します。

これにより、PC側でセンサー情報をリアルタイムで表示し、グラフや表として視覚化しました。

また、取得したセンサー情報は入国時の申請資料として自動で記録されるようにし、申請書類作成の手間を削減しました。

さらに、記録した情報は時間の経過に合わせて再生できる機能を作成し、輸送中の状態を後から確認することもできるようにしました。

主な対応内容

  • リアルタイムでの状態監視
    シリアル通信を利用して、コンテナ内の各種センサー情報をPCでリアルタイム表示
  • データの記録と申請資料作成
    センサー情報を自動的に記録し、入国時に必要な申請資料を自動生成
  • データの再生機能
    記録した情報を時間軸に沿って再生する機能を追加し、後から確認可能

導入効果

輸送中のリスクを早期に発見することができるようになりました。

これにより、商品が劣化するリスクを最小限に抑えることができました。

さらに、申請資料の作成が自動化され、申請作業の手間を大幅に削減できました。

また、データの再生機能を活用することで、過去の輸送状態を確認することができ、品質管理の向上にもつながりました。

※商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

記載されているシステム名、製品名等には、必ずしも商標表示((R)、TM)を付記していません。

pagetop