データの力で、DXを加速。

データ活用

疎結合なデータやサービスを活用し、業務プロセスの最適化やデータの可視化を実現します。

自社内のデータを別のシステムで活用したい、外部のデータや端末のデータを活用したい等でお困りの場合は、お気軽にお問い合わせください。

主な事例

車両データをWEBサービスと

リアルタイムで連携し、
メンテナンスを案内

DX事例011

課題

車両の運行管理において、定期的なメンテナンスのタイミングを利用者に通知する機能は重要です。

しかし、車両が持つアワメータ情報(走行時間や距離)をリアルタイムで取得する方法がなく、メンテナンスの案内が手作業や不正確なデータに頼ることが多く、業務の効率化と案内の正確性向上が求められていました。

解決策

車両メーカーが提供するWEBサービスを利用して、アワメータ情報を定期的に取得し、メンテナンスのタイミングを自動で案内する機能を開発しました。

WEBサービス自体は夜間に最新情報が更新される仕様だったため、Azure – WebJobsを活用して、夜間に最新の車両データを自動取得し、データベースに蓄積する仕組みを構築しました。

さらに、夜間の取得処理が失敗した場合に備えて、リトライ機能を組み込むことで、連携の信頼性を向上しました。

また、認証に関しては事前にPostmanを使用してAPIの通信確認や認証の検証を行い、提供元と仕様調整を進めることで、スムーズに連携を実現しました。

主な対応内容

  • アワメータ情報の自動取得
    車両メーカー提供のWEBサービスと連携し、アワメータ情報を自動的に取得
  • Azure WebJobsによる夜間処理の実行
    夜間に自動で最新データを取得し、データベースに蓄積
  • リトライ機能の実装
    処理が失敗した際には自動的にリトライを行う仕組みを構築し、安定したデータ連携を実現
  • API認証・取得確認の事前テスト
    Postmanを使用し、WEBサービスの認証や取得が問題ないことを事前に確認

導入効果

車両のメンテナンス時期をリアルタイムで正確に案内できるようになり、ユーザーの利便性が大幅に向上しました。

定期的なメンテナンスのタイミングを把握できるため、メンテナンス忘れや延滞を防止でき、車両の運行安全性の向上にも寄与しました。

また、データ取得から案内までのプロセスが完全に自動化されたことで、運用の手間も軽減され、業務の効率化が実現しました。

※商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

記載されているシステム名、製品名等には、必ずしも商標表示((R)、TM)を付記していません。

pagetop