データの力で、DXを加速。

データ活用

疎結合なデータやサービスを活用し、業務プロセスの最適化やデータの可視化を実現します。

自社内のデータを別のシステムで活用したい、外部のデータや端末のデータを活用したい等でお困りの場合は、お気軽にお問い合わせください。

主な事例

残燃料を取得し、

少ない場合は給油指示と
最寄り給油ステーションを案内

DX事例017

課題

運行中の車両に対して、効率的に情報を提供し、ドライバーの安全運転と運行最適化を図る取り組みが求められていました。

特に、車両の残燃料を把握し、給油のタイミングを的確に通知する仕組みが必要とされていました。

解決策

車両から取得した残燃料データをもとに、必要に応じてナビに給油の指示と最寄りの給油ステーション案内を送信するWebサービスを開発しました。

Azure上に構築したクラウドサービスと、データ管理センターとの間をHTTP通信で連携することで、リアルタイム性と柔軟な運用を両立しました。

本番稼働に向けては、3000台規模での大量データ連携テストを繰り返し実施し、通信処理の滞留やシステム停止が起こらないよう実装と設定を何度も見直しました。

主な対応内容

  • 残燃料モニタリング
    車両の燃料状態を常時取得し、閾値を下回ると給油指示を自動発信
  • ナビ連携による案内表示
    給油が必要な車両には、ナビに最寄りのスタンド案内を送信
  • クラウド間通信設計
    Azureとデータ管理センター間で高負荷に耐える通信基盤を構築
  • 大量データの検証と最適化
    並列通信、データ滞留回避、リトライ制御などを織り込んだ強固な設計

導入効果

本番稼働後は、一度も停止することなく24時間体制での安定運用を実現しています。

ドライバーへの的確な給油案内により、運行中のストレス軽減と燃料切れリスクの回避を両立しました。

※商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

記載されているシステム名、製品名等には、必ずしも商標表示((R)、TM)を付記していません。

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