現実と仮想をつなぐ、未来のものづくり。

データ監視・シミュレーション

IoTとデジタルツイン技術を活用し、リアルタイム監視とシミュレーションで最適なソリューションを提供します。

現実空間で収集したデータをもとに、仮想空間を使ってデータ監視やシミュレーションを行いたい場合はお気軽にお問い合わせください。

主な事例

高速道路アンテナマップ作成の
AI自動化プロジェクト

事例23_イラスト

課題

高速道路上のETC/ETC2.0アンテナ位置をGoogleストリートビューで目視確認し、マップに出力する作業を行っていましたが、手作業による膨大な工数と人員の常時拘束が大きなボトルネックとなっていました。

この非効率なプロセスが、早急な自動化・効率化を必要としていました。

解決策

走行ルートKMLファイルの自動生成、Googleストリートビューの自動操作、そしてAIによるETC/ETC2.0アンテナの物体検知とメーカー判定を行います。

検知したアンテナの位置情報は自動で記録され、マップ作成に必要なデータとして出力されます。

これにより、手動作業の大部分を自動化し、効率を飛躍的に向上させます。

主な対応内容

  • ルート自動走行
    KMLファイルに基づき、ストリートビューを自動で移動
  • AIアンテナ検知・分類
    ストリートビュー画像からAIがアンテナを検知し、形状からメーカーを判定
  • 自動情報記録
    検知したアンテナのURL、位置、種別、特徴グループを自動で記録

導入効果(見込み)

本システムの導入により、アンテナマップ作成における劇的な工数削減(年間工数大幅減の見込み)と、人員拘束の解消を目指します。

AIによる検知は作業品質の均一化と向上にも寄与し、将来的なデータ収集プロセスの拡張性も期待されます。

現状、Google Maps APIのコスト、ブラウザ版ストリートビューの動作不安定性など、いくつかの技術的課題に直面していますが、これらの知見は今後の改善に活かし、完全自動化によるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進していきます。

※商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

記載されているシステム名、製品名等には、必ずしも商標表示((R)、TM)を付記していません。

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