島根デジタルフォーラム2021

島根デジタルフォーラム
配信期間 
2021年11月15日(月)〜12月17日(金) 
終了しました

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新型コロナウイルスの影響が長引く中、多くの業種でデジタル化の必要性が高まっています。

本フォーラムは島根県民の皆様や島根県の取り組みに関心がある全国の皆様に対して各機関で取り組んでいるデジタル化の現状をお伝えすることにより、デジタル技術を活用した新たな価値創造の気づきを提供します。

また、様々な島根県の魅力もご紹介する予定です。

プログラム

土江 健二

Ruby City Matsueプロジェクトと松江式ワーケーション

講師

松江市 産業経済部 定住企業立地推進課 副主任

土江 健二 氏

島根県の県庁所在地である松江市では、プログラミング言語「Ruby」開発者の「まつもとゆきひろ」氏が市内在住者であることをご縁に、2006年から「Ruby City MATSUE プロジェクト」を産学官連携により立ち上げ、「Ruby」を軸としたまちづくりに取り組み、IT人材の育成や企業誘致などを進めています。

また近年では、雄大な自然あふれ、歴史情緒漂う文化の街で、信頼できるセキュリティ環境を備えたワークスペースを提供するとともに、ストレスチェックや地域のキーパーソンとの交流会など、他地域にはない「松江式ワーケーション」にも取り組んでいます。

山本 浩章

人が育ち 輝くまち 益田
~スマート・ヘルスケア推進事業の取り組み~

講師

益田市 市長

山本 浩章 氏

益田市の脳血管疾患の年齢調整死亡率は、全国や島根県に比べて高く、特に、40~69歳男性の死亡率が高い状況です。こうした状況から、脳卒中の最大の発症要因である血圧に注目し、特に働き盛り世代の脳卒中を減らすことを目的に、IoTを活用した「血圧管理」を行うスマート・ヘルスケア推進事業を、産・官・学の協働プロジェクトとして、市内医療機関、そして医師会の先生方のご支援とご協力をいただきながら展開しています。

島根県情報政策課

AI-OCRを活用した業務効率化の取り組み
(日本システム開発株式会社×島根県)

講師

島根県情報政策課

島根県では、様々なデジタルツールを活用した業務の効率化に取り組んでいます。

これまで抱えてきた各現場の課題から導入したデジタルツール、また導入後の効果についてご紹介します。中でもAI-OCRを活用した事例については、実際のツールの動きや業務効率化を進めていく中で見えてきた課題などについて対談形式でご紹介します。

井上 浩

島根県内におけるIT普及発展に向けた取り組み

講師

一般社団法人島根県情報産業協会 代表理事会長 兼

株式会社ネットワーク応用通信研究所 代表取締役

井上 浩 氏

私が代表を務めるネットワーク応用通信研究所にはプログラミング言語Rubyの開発者「まつもとゆきひろ」氏が在籍しています。そのためネットワーク応用通信研究所では設立当初からRubyを活用した事業を展開しております。

島根県・松江市においてもRubyの普及発展と情報産業の振興に向けた事業を継続してこられ、その結果40社を超える企業が首都圏を中心に島根県に進出しています。そうした進出企業と地元企業との協調により産学官を交えたさまざまな活動が行われている状況を紹介します。

白井 匡人

鋳造分野における機械学習の活用事例

講師

島根大学 総合理工学部 知能情報デザイン学科 助教

白井 匡人 氏

近年では機械学習を基にしたシステムが人工知能として使用されており、この機械学習を用いることで従来出来なかった様々な予測が可能になってきています。

機械学習は適用可能な範囲が広く、目的に合わせてデータを収集すれば様々な対象に適用することができます。

島根県では鋳造産業が主要産業の一つとなっており、本講演では鋳造分野における機械学習の活用事例を紹介します。

中西 崇文

価値創造をするためのデータサイエンス

講師

武蔵野大学 データサイエンス学部 データサイエンス学科長 准教授

中西 崇文 氏

新たな価値創造をするためのデータサイエンスとはいったいどのようなものなのか、

なぜデータサイエンスが価値創造をもたらしてくれるのか

それにともなうビジネスモデルの変化などについてご紹介いたします。

伊藤 健文

島根県を基点とした産学官連携によるAI研究の成果と今後の展望

講師

日本システム開発株式会社 代表取締役社長

伊藤 健文 氏

弊社は東京・愛知・島根の3か所に拠点を持っており、そのうちの島根拠点を産学官連携による技術発信拠点にすべく、取り組みを行って参りました。

直近の取り組みとしては、1年以上に渡り島根県産業技術センター・島根大学からのご支援を頂き、ようやく「AIアノテーションツール」の開発の目途が立ってきました。

本講演では、弊社が産学官連携で取り組んでいる「AIアノテーションツール」の研究成果と今後の展望をお話しした後、弊社がこれまで取り組んできた「AI」技術に対する教訓をお話しいたします。視聴者の方のご参考になれば幸いです。

東 裕人/木村 忍

しまねソフト研究開発センターによるIoT・AIの取り組み紹介
~RubyでIoT開発を実現する「mruby/C」/ AIを活用した海中の藻場識別~

講師

しまねソフト研究開発センター 専門研究員

東 裕人 氏 / 木村 忍 氏

「しまねソフト研究開発センター」におけるAI・IoTの取り組みをご紹介します。

【IoTの取り組み】

小型IoTデバイスの組込み開発に最適なプログラミング言語「mruby/c」を開発しており、その取り組みをご紹介します。「mruby/c」はRubyの開発生産性を引き継ぎ、省メモリ・コンカレントな動作といった特徴を有しており、企業における効率的なIoT開発の実現を目指しています。

【機械学習(AI)の取り組み】

島根県内企業との共同研究を通じたPoCの支援にも取り組んでいます。直近の取り組みとして、専門紙にも記事として掲載される等注目を集めた事例となった県内の公設試験機関との取り組み「海中の画像から藻場の植生を自動識別する技術検証」についてご紹介します。

田島 政弘

ものづくり企業のデジタル化推進への取り組み

講師

島根県産業技術センター 副所長

田島 政弘 氏

危険な労働環境改善など作業現場における自動化や作業効率化の実現が喫緊の経営課題となっています。

こうした背景に、工場のデジタル化が話題となっていますが、企業への導入には至っていないのが実態です。

そこで、島根県産業技術センターでは、企業のデジタル化導入のハードルを下げることを目的として、工場のデジタル化の実証試験を実施しております。

本講演では、実証試験の取り組みについて紹介いたします。

田中 秀範

【スピード経営を実現】
DXで成長する、新時代の鉄工所!

講師

株式会社テルミック 代表取締役

田中 秀範 氏

1990年に創業してから30年。

リーマンショックの危機を経て、「女性が当たり前に活躍する、まったく新しい鉄工所」を実現させるべく、10年前からITを積極的に取り入れてDX化をしてきました。

経営の意思決定や業務はスピードを増し、売り上げは過去5年間で10倍へと拡大しました。
DX化以外にも、社内環境整備や様々な取り組みを合わせて実施し、来社いただくお客様から「まるで鉄工所とは思えない」との驚きの声をもらうほどの変化を遂げました。

2020年には、社内物流を最適化したスマート工場としてりんくう常滑工場を新設。現在は、“全国の製造業を盛り上げるべく”コーポレートサイト上で、360°view VR工場見学を全国公開しています。

概要

オンデマンド配信

2021年11年16日(月)~12月17日(金) 
終了しました

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参加費

無料 (要登録)

お願い事項

セミナー動画の録画、録音については固くお断りさせていただきます。

主催

日本システム開発株式会社

後援

松江市 益田市 株式会社山陰中央新報社

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