ローコード

日本システム開発株式会社からローコードに関するコラムをお届けします。

様々なローコードツールでの実績に基づき、ローコードでの効率化の方法や簡単なロボットの作り方などを発信します。

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Power Platformコラム第3回【Power Platformの将来性】

日本システム開発株式会社はPower Automateを中心としたローコードサポートサービスを提供しています。

このコラムではPower Platformの将来性やスキル習得におけるメリットについて、より具体的に解説します。

Power Platformの市場規模や将来性

ノーコード/ローコード開発の需要が高まり、ビジネスプロセスのデジタル変革(DX)が進む中、Power Platformはその急速な成長を続けています。

デロイトトーマツミック経済研究所の分析によれば、ローコードプラットフォームソリューション市場は2021年度に1955億円(前年比29%増)、2022年度に2207億円(同12.9%増)と成長し、2019年から2025年の間に年平均成長率15.3%で推移すると予測されています。

参考文献:デロイトトーマツ ミック経済研究所

この勢いは、Power Platformが企業のビジネスプロセスの自動化やDXの推進において不可欠なツールとなっていることを示しています。

Power Platformの導入により、業務プロセスの効率化だけでなく、企業内での中核的な役割を担うやりがいのある仕事に従事する機会が増え、従業員の自己成長にも寄与しています。

さらに、Power PlatformはMicrosoft社が提供するサービスの一つであり、同社の技術力、セキュリティ、信頼性の高さが特徴です。

Power Platformのスキルを習得することは、他のMicrosoft社が提供する技術やサービスに関するスキルも身につけることを意味し、キャリアにおいて他の職場や業界でも役立つスキルを得ることに繋がります。

これにより、従業員は市場価値の高いスキルセットを身につけ、将来のキャリア展開においても有利な立場を確保することが可能となります。

このように、Power Platformは企業のDX推進における重要な役割を果たすだけでなく、従業員のキャリア形成にも貢献する、多面的な価値を提供しています。

Power Platformの学習におけるメリット

Power Platformのスキルを学ぶことのメリットは多岐にわたります。

その中でも特に主だったメリットを5つご紹介します。

1. 業務効率化への貢献

  • Power Platformを活用することで、全体の流れや作業手順が定まっている定型業務にかける時間を削減し、自動化によって業務プロセスをスムーズにすることで、データの活用を最大化できます。
    これにより、従業員は創造的な仕事や戦略的なタスクに集中できるようになり、全体の生産性が向上します。
  • Office 365やMicrosoft 365の既存環境を活用することで、追加コストもできる限り抑えて尚且つ、すぐに実務に役立つツールを導入できます。

2. キャリアアップの機会

  • ローコード開発のスキルは現代の労働市場で非常に求められており、これを身につけることで自社内でDX人材として活躍の機会を増やすことができます。
  • プログラミングの経験がない方でも、直感的なインターフェースを通じて容易に学ぶことができ、ITスキルの幅を広げることが可能です。

3. デジタル変革への対応

  • デジタル化の波が押し寄せる中、Power Platformのようなローコードツールは、その柔軟性とアクセシビリティにより、ますます重要になっています。
  • このスキルを持つことで、組織内でデジタル変革の推進者となり、ビジネスの未来を形作ることができます。

4. 幅広い応用力

  • Power Platformは、業務アプリの開発からデータ分析、プロセスの自動化まで、多岐にわたる用途に対応しています。
    これにより、様々な業務改善に活用でき、組織の柔軟性を高めます。

5. 迅速な問題解決

  • 現場のニーズに合わせて素早くアプリやワークフローを作成できるため、業務上の課題に迅速に対応し、問題解決のスピードを上げることができます。

このようにPower Platformのスキルを習得することで、個人のキャリアアップだけでなく、組織全体のDX推進や業務改革に貢献することができます。

昨今の人材不足の中で、企業はこのツールを活用することで、限られたリソースを最大限に活用し、市場の変化に柔軟に対応する能力を高めることが可能となります。

Power Platformを学ぶための効果的な方法

Power Platformのスキルを習得するためには、様々な学習方法があります。

それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。

◎専門企業が実施する研修を受講

  • Power Platformを学ぶために専門企業が実施する研修を受講することは非常に効果的であり、研修内容を受講者のニーズに合わせてカスタマイズすることで、より実務的なスキルを学習できます。
  • 最新の技術トレンドを学ぶことができ、短期間で集中してスキルを身につけることが可能です。

◎Microsoft公式HPの利用

  • Microsoft公式HPには、Power Platformに関する豊富な学習コンテンツが無料で提供されています。
  • 入門者向けの基本的な概念から、上級者向けの高度な技術まで、レベルに応じたコンテンツが整理されており、自己学習に最適です。
  • Microsoft Learnの「ラーニングパス」を通じて、Power Platformの基礎をしっかりと理解し、スキルを段階的に向上させることができます。

◎業務プロセスへの試験的な導入

  • 理論学習と同じくらい重要なのが、実際の業務プロセスへの試験的な導入です。
  • まずは、比較的リスクの低い小規模なプロジェクトや業務プロセスにPower Platformを導入することで、実際にツールを活用した経験を得ることができます。
  • その後、Power Platformの効果を評価し、改善を行うというPDCAサイクルを繰り返すことで、実際のビジネス環境での適用方法や課題解決能力も効率的に習得することが可能となります。

これらの学習方法を組み合わせることで、Power Platformのスキルを効果的に習得し、自身のキャリア発展につなげることができます。

また、組織内でのデジタル変革を推進する重要な役割を担うことも可能になります。

まとめ

Power Platformは、ビジネスプロセスの効率化とデジタル変革を推進する重要なツールであり、このスキルを習得することでキャリア発展や組織全体の業務改革に貢献することができます。

日本システム開発株式会社では現在、Power Platformの中の「Power Automate」の分野においての導入・サポートのサービスに注力しております。

もし導入のご希望やお困りごと、Power Automateに関するご不明点等ありましたら、お気軽にお問合せください。

また、2024年11月20日(水)に「Power Automate 入門セミナー」を開催いたします。

RPAとは何かという初歩的なお話から、Power Automate/Power Automate for Desktop(PAD)がどういった特徴を持っているか、実際に日本システム開発が作成したロボットの事例やライブデモを含めてご紹介します。

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