ローコード

日本システム開発株式会社からローコードに関するコラムをお届けします。

様々なローコードツールでの実績に基づき、ローコードでの効率化の方法や簡単なロボットの作り方などを発信します。

日本システム開発の技術、
覗いてみませんか。

Power Platformコラム第1回【Power Platformとは】

日本システム開発株式会社はPower Automateを中心としたローコードサポートサービスを提供しています。

2022年4月に経済産業省が発表した「2022年版中小企業白書・小規模企業白書概要」によると、「人材」を最も重要な経営課題としています。

人手不足は全業界にとって緊急の問題であり、AIやRPAなどの新技術を取り入れた製品やサービスが注目されています。

このコラムでは、特にMicrosoft社が提供するPower Platformに焦点を当てて紹介します。

Power Platformとは

Power Platformは、Microsoft社が提供する業務効率化のためのアプリケーションプラットフォームです。

主に以下の5つのサービスで構成されています。

No.ツール名説明
1Power Appsローコードで業務アプリを開発できるツール
2Power Automate業務プロセスの自動化を行うツール
3Power BIデータ分析と可視化を行うBIツール
4Microsoft Copilot Studio独自のCopilot(Microsoft社が提供する生成AI)を作成するツール
5Power Pagesウェブサイトを作成するツール

これらのアプリケーションは単体でも利用でき業務の効率化を実現しますが、複数のアプリケーションを組み合わせることで、全体最適化を実現することが可能となります。

導入メリット

Power Platformを導入することのメリットは、以下の4つが挙げられます。

◎開発の効率化と内製化

・ローコード開発

プログラミングスキルがなくても、業務アプリやワークフローを簡単に作成できます。

これにより、IT部門に頼らずに現場のニーズにあったアプリを素早く開発できます。

・短期間・低コスト開発

クラウドベースのため、開発環境や実行環境を自前で用意する必要がなく、短期間かつ低コストで開発が可能です。

◎業務効率化とDX推進

・業務プロセスの自動化

Power Automateを使用して、情報の抽出や入力、転記、照合といった定型業務を自動化できます。

・データ分析と可視化

Power BIを活用することで、データの収集・分析・可視化が容易になり、経営判断や戦略立案に役立ちます。

◎Office製品との高い親和性

・Office製品との連携

Power PlatformはMicrosoft社が提供しているるため、ExcelやWordといった多くの人が使い慣れているOffice製品との連携に優れています。

◎セキュリティと信頼性

・高いセキュリティ

Microsoft社が提供するサービスであるため、データの安全性とセキュリティが非常に高いです。

・管理コストの削減

サーバー管理などの手間がかからず、管理コストやリソースの削減が可能です。

できることの一例

Power Platformを活用することで、以下のような多様な業務改善が可能です。

  • Power Appsを用いて、現場で必要とされるアプリケーションを迅速に導入
  • Power AppsとPower Automateを活用し、紙や押印を必要とする業務フローをデジタル化して改善
  • Power Automateを用いて、定型メールの自動作成、ファイルの添付、自動送信
  • Microsoft Copilot StudioとTeamsを組み合わせることで、頻度の高い質問への回答ができる社内問い合わせ用チャットボットを設置
  • Power BIを活用することで、ノーコーディングでダッシュボードやレポートを作成可能

これらの事例のように、Power Platformを導入し、自社内での内製化を促進することができれば、人材不足の現状を打開する大きな1歩となることが期待されます。

まとめ

このコラムではPower Platformについてご紹介いたしました。

Power Platformは労働者不足を解消するツールとして非常に有用的なサービスであり、幅広い業務の効率化に大きく貢献することが可能です。

日本システム開発株式会社では現在、Power Platformの中の「Power Automate」の分野においての導入・サポートのサービスに注力しております。

もし導入のご希望やお困りごと、Power Automateに関するご不明点等ありましたら、お気軽にお問合せください。

また、2024年11月20日(水)に「Power Automate 入門セミナー」を開催いたします。

RPAとは何かという初歩的なお話から、Power Automate/Power Automate for Desktop(PAD)がどういった特徴を持っているか、実際に日本システム開発が作成したロボットの事例やライブデモを含めてご紹介します。

RPAの基礎知識を身につけたい方やいままでPower Automate/PADに触れたことがない方、RPAに1度つまずいてしまった方など、皆様お気軽にご参加ください。

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