RPA

日本システム開発株式会社からRPAに関するコラムをお届けします。

様々なRPAツールでの実績に基づき、RPAでの効率化の方法や簡単なロボットの作り方などを発信します。

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RPAコラム 第9回「RPA導入の進め方」

RPAの導入を考えている企業の多くは、RPA化のメリットや他社の成功事例に目が向きがちです。

実際、導入に踏み切った企業でも、どのように進めていいかわからず、効果的に活用できなかった、という例があります。

本コラムでは、RPA導入に必要なポイントを掲載していきます。

RPAの導入に必要なポイント

業務の選定

業務の効率化に最適なRPAですが、できる業務とできない業務があります。

まずは社内のどの業務にRPAが適用できるのか、業務の選定が必要になります。

RPAができること、できないことを把握したうえで、社内にどんな業務があるか洗い出しを行います。

ここで重要ことは、RPAを実際に運用する担当者・部門だけでなく、現場の作業者を始めとした社内全体にRPAの運用を理解してもらうことです。

社内全体で十分な理解をしたうえで業務を抽出することがポイントです。

RPAツールの選定

RPAツールにも種類があります。

製品の種類によって作成の難易度、自由度が異なるだけでなく、デスクトップ型やサーバー型など、導入する規模間によっても大きく変わってきます。

製品の費用や対応範囲、社内で導入する規模感について精査し、状況にあったツールを選定する必要があります。

RPAの適用

業務を選定したからといって、すぐに自動化ができるわけではありません。

その業務がRPAに落とし込めるかの確認や、実際にRPA化のための手順作成が必要になります。

落とし込みが足らなければ、質の悪いロボットができてしまい、かえって効率を下げる結果になってしまいます。

RPA化のための手順を正しく作成するだけでなく、手順を作成できる知見のある担当者、体制を整えなくてはなりません。

RPAの運用

RPAを実際に導入し、ロボットを作成したとしても、これで終了ではありません。

RPAは、想定していない状況が起きれば止まってしまいますし、細かい仕様の変化などでも、止まってしまいます。

その都度修正し、実環境に適応させていかなくてはなりません。

RPAで失敗しないために

RPAは活用できれば非常に心強い業務効率化ツールになりますが、そのための準備が不可欠なツールです。

導入に失敗しないために重要なポイントをあげます。

ドキュメントを残す

RPA化するための業務の選定のためにも、RPA化した後のマニュアルとしても、ドキュメントを残していくことは必須です。

ドキュメントを残すことで、RPAへの落とし込みがスムーズになり、精度の高いロボットを作ることができるだけでなく、仮にRPAが止まった際も、修正の時間を大きく減らすことができます。

即実導入を行わない

RPA化を行ったとしても、必ずしも完璧に動くとは限りません。

落とし込みの不足やファイル名の変更、様々な理由でRPAが思い通りに稼働しない場合があります。

十分なテストを行わずに本導入した際にRPAが止まってしまえば、その業務は完全にストップしてしまいます。

ロボットを作成した場合は、十分なテストを行い、実環境への最適化を行っていくことが不可欠です。

テストを行った後でも、いつでも修正対応ができるような体制づくりが重要です。

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