RPA

日本システム開発株式会社からRPAに関するコラムをお届けします。

様々なRPAツールでの実績に基づき、RPAでの効率化の方法や簡単なロボットの作り方などを発信します。

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RPAコラム 第31回「Power Automate for desktopがついにリリース」

Windows11がついにリリース
Power Automate Desktopを標準で搭載

2021年10月4日、Windows11が正式にリリースされました。

これに伴い、Power Automate DesktopはPower Automate for desktopに名称を変更、Windows標準搭載のアプリケーションとなりました。

本コラムで改めてポイントを紹介します。

Power Automate Desktop(for desktop)のポイント

Power Automate Desktopとは

Power Automate Desktopとは、Microsoft社が手掛けるRPAツールです。

PC上で操作するプロセスやタスクを全てPower Automate上で自動化できるツールとして、2020年9月にプレリリース、12月に本格的にリリースされ、翌年3月にはWindows10をご利用のユーザは無料で使用可能を発表という、RPA業界としては衝撃的な特徴を持っていました。

画期的な費用感で誰でもRPAを試せるように

今までにも簡単なフローの作成やツール間の連携が可能な無料アプリケーションなどは存在していましたが、本格的な自動化機能、業務ロボットが作成できながら、それを無料で提供しているサービスはほぼないのではないでしょうか。

メジャーなRPAツール フルライセンス(ロボット開発・実行が可能なもの)の費用については、1台あたり大体50万~100万/年ほどとされています。

クラウド型やサーバ型はこの限りではありませんが、基本的に年間10万円以上の費用が掛かり、ツールによって運用難度も様々なため、所謂お試しとして使ってみるにはコストがかかりすぎる点がネックでした。

Power Automate Desktopの出現で、試用に踏み切れない企業や費用対効果の問題から既存のRPAを断念した方でも気軽にRPAを運用できるようになり、業務の自動化がより身近なものになったといえるでしょう。

Windows11に標準搭載

今回の特徴として、Windows11からはツールが標準搭載となりました。

ダウンロード自体も難しいことではありませんでしたが、その手間も省け、最初から自動化を本格的に導入できるようになりました。

標準搭載にあたり、正式名称も「Power Automate Desktop」から「Power Automate for desktop」に変更になったようです。

Windowsのバージョン変更に伴い、機能の変更・追加やWindows10期のものは問題なく使用できるのかなど、事前に確認が必要な点は多そうです。

NSKのPower Automate for desktopに対するサポート

日本システム開発株式会社では、引き続きPower Automate for desktopに関してもサービスを提供しています。

ロボットの作成から導入に関する相談、保守サポートなど柔軟に対応可能ですので、ご気軽にご相談ください。

また、Power Automate for desktopに関するオンラインセミナーを随時開催しています。

興味がございましたらご参加ください。

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