ローコード

日本システム開発株式会社からローコードに関するコラムをお届けします。

様々なローコードツールでの実績に基づき、ローコードでの効率化の方法や簡単なロボットの作り方などを発信します。

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PowerPlatformコラム第14回【Power Appsとは】

日本システム開発株式会社はPower Automateを中心としたローコードサポートサービスを提供しています。

 

デジタル化が加速する現代のビジネス環境において、迅速かつ柔軟なアプリケーション開発の重要性が高まっています。

そんな中、Microsoft社が提供するPower Appsが注目を集めています。

このプラットフォームは、専門的なプログラミングスキルがなくても、ビジネスニーズに合わせたカスタムアプリケーションを簡単に作成できる革新的なツールです。

今回は、Power Appsの魅力と可能性について深掘りしていきましょう。

Power Appsとは

Microsoft Power Appsは、ビジネスに必要なアプリケーションを簡単に作成できるツールです。

コーディングの知識がなくても、ドラッグ&ドロップやテンプレートを活用して、自分たちのニーズに合わせたアプリケーションを作ることができます。

また、Microsoft 365やAzureなどのクラウドサービスと連携して、データの管理や分析も行えます。

Power Appsの特徴

Power Appsの最大の特徴は、その使いやすさにあります。

従来のアプリケーション開発では、専門的な知識や経験が必要でしたが、Power Appsはそのハードルを大きく下げました。

PowerPointのようなレイアウト操作やExcelのような関数の入力などにより、ローコードで業務アプリケーションを構築できます。

例えば、営業部門の社員が顧客管理アプリを作りたいと思ったとき、IT部門に依頼して何ヶ月も待つ必要はありません。

Power Appsを使えば、自分のアイデアを即座にアプリ化することが可能となります。

データとのシームレスな連携

Power Appsのもう一つの強みは、既存のデータソースとの優れた連携性です。

SharePointやExcelはもちろん、Power Automateと連携することでSalesforceなどの外部システムとも接続することができます。

これにより、既存のデータを有効活用しながら、新しいアプリケーションを迅速に開発することが可能になります。

例えば、人事部門が社内の人材データベースと連携した研修管理アプリを作成したいと考えた場合、Power Appsを使えば、データベースとの連携設定も含めて数時間で完成させることが可能です。

このような迅速な開発と展開は、ビジネスの俊敏性を大きく向上させます。

Power Platformとの相乗効果で広がる可能性

Power AppsはMicrosoft Power Platformの一部であり、他のサービスと連携することでさらに強力な機能を実現できます。

例えば、Power Automateと組み合わせることで、アプリ内のデータを基にワークフローを自動化できます。

経費申請アプリを例に取ると、申請が提出されたら自動的に上司に承認依頼のメールが送信され、承認されたら経理部門に通知が行くといった一連の流れを簡単に構築できます。

また、Power BIと連携すれば、アプリで収集したデータをリアルタイムで視覚化し、深い洞察を得ることができます。

例えば、販売データを基にダッシュボードを作成し、商品ごとの売上傾向をグラフで表示するといった具合です。

このような連携により、Power Appsの活用範囲は大きく広がり、企業全体のデジタル変革を加速させる原動力となります。

セキュリティと管理

ビジネスツールとして Power Apps を活用する上で、セキュリティと管理機能は非常に重要です。

Power Appsは、この点でも充実した機能を提供しています。

アプリケーションへのアクセス権限を細かく設定でき、機密情報を扱うアプリは特定の役職者のみがアクセスできるようにするなど、柔軟な制御が可能です。

また、データの暗号化やコンプライアンス機能も提供されており、企業の重要な情報を安全に扱うことができます。

管理者向けには、中央管理ポータルが用意されており、アプリの利用状況を監視したり、必要に応じて制御を行ったりすることができます。

これらの機能により、IT部門は安心してPower Appsの全社的な展開を推進できるのです。

まとめ

Power Appsは、アプリケーション開発の市民開発を実現し、ビジネスユーザーに大きな力を与えるツールです。

その使いやすさと柔軟性により、企業は迅速にビジネスニーズに対応し、生産性を向上させることができます。

また、Power Platformの他のサービスとの連携や、強力なセキュリティ機能により、企業全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する重要な役割を果たします。

 

日本システム開発ではPower Appsを含めたPower Platformの導入サポートサービスにおいて幅広いニーズに合わせたご提案を行っています。

特にPower Automate、Power Automate for desktop(PAD)のサービスでは、研修や相談会といった内製化に向けたサポートに加え、弊社エンジニアが代わりにロボットを作成する外注的なサービスまで、トータルサポートすることが可能です。

Power Appsのサービスも提供の幅を広げているので、もし導入のご希望やお困りごと、Power Platform製品に関するご不明点等ありましたら、お気軽にお問合せください。

 
また、2024年11月20日(水)に「Power Automate 入門セミナー」を開催いたします。
RPAとは何かという初歩的なお話から、Power Automate/Power Automate for Desktop(PAD)がどういった特徴を持っているか、実際に日本システム開発が作成したロボットの事例やライブデモを含めてご紹介します。
RPAの基礎知識を身につけたい方やいままでPower Automate/PADに触れたことがない方、RPAに1度つまずいてしまった方など、皆様お気軽にご参加ください。

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