RPA

日本システム開発株式会社からRPAに関するコラムをお届けします。

様々なRPAツールでの実績に基づき、RPAでの効率化の方法や簡単なロボットの作り方などを発信します。

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RPAコラム 第17回「RPAはなぜ失敗するのか 失敗には同じ理由がある」

コスト削減や働き方改革に直結するITツールとして注目を集めるRPA。 名だたる企業の成功事例が増える一方で、思うような結果が出ず、導入を断念する企業も少なくありません。 RPAを断念する理由

多くの成功事例を見てこれから導入を考えている企業も多いはずです。

どうしてRPAを成功する企業と失敗する企業がでてきてしまうのでしょうか。

本コラムでは、RPA化に失敗する企業の原因と対策を紹介していきます。

RPA化に失敗する原因

トップダウン型で運用し失敗

経営層が現場をよく理解せず、RPA導入に踏み切ってしまい失敗してしまう場合です。

RPAの導入事例を検索すれば、確かに数多くの業界・業種の事例がヒットします。

この時にメリットや簡単という言葉を鵜呑みにし、「とりあえず導入」をしたことで、現場に多大な負担を負わせてしまうというケースが失敗する場合によくみられるケースです。

トップダウン型、ボトムアップ型どちらが適しているか、という問題もありますが、現場の状況を判断せずに導入踏み切ってしまうことで、予想よりも成果を得られないまま、費用だけが積もるという事態に陥って失敗、ということが非常に多いです。

十分な体制を持たずに失敗

RPAはしばしば簡単と言われますが、これはあくまで「システム開発」に比べて導入しやすいという意味であって、準備なくして成功できるようなツールではありません。

RPAの導入のためには、RPAを運用するチームを作成し、入念な研修・社内の業務整理・ロボット開発の時間を確保するなど、計画的な運用が必要不可欠です。

目先の業務の効率化こそできたとしても、それ以上の結果は見込めず、費用対効果が釣り合わなくなって失敗してしまいます。

社内を巻き込めずに失敗

RPAで効果的な自動化を実現するには、社内にどのような業務があり、RPAによってどれだけの自動化が見込めるのかを十分に把握することが重要です。

そのためには、RPAを実際に稼働させる現場の方々にRPAの効果を説明し、十分な理解・協力を得ることが必要になります。

RPAのことをよく知らない人であれば、自分の業務を奪われる心配や、そもそもどれだけの効果が出るか疑問に思われるかもしれません。

現場にどれだけ効率化できる業務があっても、その効果を証明できなければ、RPA成功には至りません。

RPAを成功させるには

念入りな情報収集を

RPAがどういうものなのか、得意な業務は何か、逆に苦手な業務はどんなものか、RPAの特徴を社員全体で十分に把握することが大前提です。

特に、RPA化できない業務があることや、運用方法については誤解を持っている方も多いため、RPAの特徴を十分に勉強することがRPA化の最初の一歩になるでしょう。

導入体制の確立

RPAには、専任者が不可欠です。

RPAのみに専念できるチームを確立するだけでなく、RPAを十分に使いこなせるようになるまでの研修など、勉強時間を確保することも欠かせません。

また、RPAは必ずしもプログラムを書く必要はないですが、プログラミングの知見があるか否かもRPA化の成功に大きく響きます。

まとめ

RPAは、成功こそすれば大幅な業務・コスト削減を叶えてくれるツールです。

しかし、そのためには十分な理解と体制づくり、またそれに係る投資が必要なことも確かです。

見切り発車をせず、まずはRPAについて十分な情報を収集することが大切です。

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